
アロマセラピーを安全に楽しむために・・・。
ここでは、アロマセラピーをこれから始める方のために、エッセンシャルオイルの選び方や使い方、更には保管方法まで、基本となる事項について説明します。
基本を守り正しく使うことでより安全に楽しむことができます。
あくまでも基本的な事項のみを説明していますので、少しでも不安や疑問がある場合には、必ず専門家の方などに相談するようにして下さい。
エッセンシャルオイルの使い方|エッセンシャルオイルの選び方|エッセンシャルオイルの保管方法
エッセンシャルオイルの使い方
まず始めに正しい使い方について説明します。
すぐにでも好きな香りを選びたい気持ちは分かりますが、正しい使い方を知っていなければ、自分にあったオイルを選ぶこともできなくなってしまいます。
ここでは特に注意すべき点について説明していきましょう。

オイルには人に有効な成分が含まれている反面、誤った使い方をすると、身体に負担をかけたりダメージを与えてしまうこともありますので注意が必要です。
自分の判断で原液のまま使ったり希釈の度合いを変えたりしないように気をつけてください。
体質や身体状況によっては禁忌(お薦めできない)になるオイルがあることも忘れないで下さい。
また、特に注意事項の記載がないオイルでも、初めて使う場合には基本分量よりも薄めて試してみるなど、充分注意しながらお楽しみ下さい。
原液を直接肌につけてはいけません。 |
エッセンシャルオイルを肌に塗るときは、必ずキャリアオイルと言われる専用の植物油で希釈してから使って下さい。
オイルによっては、ごく限られた場合にのみ原液で使うこともありますが、専門家以外の方が自分の判断だけでご使用になることはお避け下さい。
また、目や口の周辺、皮膚の粘膜等にはご使用にならないよう充分お気をつけ下さい。
万が一、原液が直接肌についてしまった場合は、水で良く洗い流して下さい。
また、場合によっては医師の診察・診断を受けて下さい。 |
ハーブオイルと言えども、決して飲まないで下さい。 |
ハーブから抽出したエッセンシャルオイルとは言え、ハーブティーにする植物の葉より、遙かに高い濃縮度がありますので、飲み物に原液を入れたり直接飲んだりすることは大変危険です。
決して飲用せず、また、特に小さなお子様の手の届く所などに置かないように注意して下さい。
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特に注意が必要な方々。 |
エッセンシャルオイルには、刺激性の強いものやホルモンに似た成分を含むものもあります。
従って、肌がデリケートな方やアレルギー体質の方、高血圧などの持病のある方には向かないオイルがありますので充分注意してください。
また、オイルによっては月経の促進に影響する(通経作用)ことがあるので、月経中の方や妊娠中の方は使用を控えて下さい。
特に、芳香浴以外のマッサージやアロマバスなど、直接肌につく可能性があるものはお避け下さい。
更に、乳幼児や高齢者の方の場合にも注意が必要です。
比較的刺激が少なく穏やかな芳香浴なら問題ありませんが、マッサージやアロマバスなどの場合は、基本分量の半分以下のごく薄めたオイルで試して下さい。
ただし、3歳未満の乳幼児には、芳香浴以外の方法での使用はお止め下さい。 |
「光感作用」に注意。 |
特に柑橘系のオイル(レモン・ベルガモット等)には、オイルの成分が紫外線にあたっておこる「光感作用」があります。
これらのオイルを、マッサージやスキンケアなどで肌に付けた部分に直射日光があたると、皮膚が赤くなったり痒くなるなどのアレルギー症状を起こしたり、場合によってはシミの原因になることがありますので、注意が必要です。
従って、顔や首筋、腕や手など、直射日光が当たりやすい部分には、例えキャリアオイルなどで充分に薄めたものであっても、夕方以降に使用するなど工夫が必要です。 |
アレルギーテストは必ず行って下さい。 |
エッセンシャルオイルとの相性を確かめ事故を未然に防ぐためにも必要です。
敏感肌の方やアレルギー体質の方、化粧品かぶれや薬を飲んで発疹が出たことのある方、更には子どもさんや高齢者の方なども注意が必要ですし、オイルの成分だけでなく、その時々の体質や体調によっても変わってきます。事故のないように上手につきあって下さい。
始めて使うオイルはもちろんの事、ミントやセージなどの比較的刺激の強いオイルを使う場合や、使い慣れたオイルでも、体調により心配な場合にはテストすることをお薦めします。
◆パッチテストの方法
キャリアオイル等で薄めたエッセンシャルオイルを、腕の内側の目立たないところに1滴垂らし、1時間程度放置しておきます。
そのまま反応がなければ問題ありませんが、赤く腫れたり痒くなったりした場合は体質に合わないということです。
テストを終えたら、その部分をよく水で洗い流し、体内に入った成分を出すためにも、充分水を飲みましょう。 |
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エッセンシャルオイルの選び方
アロマセラピーは、オイル選びから始まります。
使い方の基本をマスターしたら、早速貴方だけのお気に入りのオイルを選んでみましょう。
とは言え、右も左も分からないのが正直なところでしょうから、まずは信頼できるお店で、信頼できるメーカーのものを選べるように、正しい知識を持ったアドバイザーなどに相談することをお薦めします。

エッセンシャルオイルの原液を自分で作ることはまず不可能です。
従って、エッセンシャルオイルを扱うお気に入りのお店を見つけて、色々な香りをテイスティングしてみることから始めます。
「好きな香り」といっても人それぞれ、それこそ千差万別です。
貴方の好きな香りが、他の人には嫌いな香りであったりすることは珍しくなく、それ以前に、貴方自身が「好きな花」の香りが、貴方の「好きな香り」であるとも限りません。
まずは色々なオイルの香りの中から、本当に「好きな香り」を見つけて下さい。
テイスティングの基本。 |
瓶から直接嗅いではいけません。
刺激が強いばかりでなく、実際に使用した時の香りと違ってしまうからです。
蓋を開けた瓶の上部を手であおいで香る程度にするか、備え付けの試香紙(ムエット)につけたものを嗅ぎましょう。この時の香りが、使用時の香りに近いものです。
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入門用にお薦めの香り。 |
最も有名なのは皆様ご存じの、ラベンダー。
香りも優しく比較的安全なオイルです。
その他、カモミール・ゼラニュウム・ローズマリーなども人気があるオイルです。
ただし、オイルの注意事項を守り、禁忌事項にあたらないかを注意して使用して下さい。 |
添加物の有無を確認しましょう。 |
エッセンシャルオイルとは、植物から抽出した100%天然の精油の事です。
人工的に他の成分を加えたものはエッセンシャルオイルとは呼びません。
合成香料を加えたり、アルコール等で薄めたものなどは、効果がないばかりでなく、かえって肌を傷めたりする場合もありますので注意が必要です。「エッセンシャルオイル」と明記され、添加物が無いものを選んで下さい。
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価格に隠されたヒント。 |
1本のオイル(通常5ml〜10ml)を作るために必要となる花びらなどの量は、数kg〜数十kg。
エッセンシャルオイルがコストのかかる商品であることがお分かり頂けると思います。
従って、極端に安価なオイルは、類似植物を使用していたり合成品であったりする場合も・・・。
色々なお店のオイルを比較して、だいたいの価格帯をチェックしておくことも大切です。
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その他チェックするポイント。 |
品名や学名、抽出部位・抽出方法、また製造元や輸入元、取り扱いの注意など、表示に最低限必要なことが明記されているかどうかをチェックしましょう。
信頼できるメーカーの商品には必ず明記されています。
また、瓶は遮光性のあるガラス製のビンで、確実に1滴ずつ垂らすことのできる内蓋がついているかどうかもチェックしましょう。
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エッセンシャルオイルの保管方法
エッセンシャルオイルは生きていることを忘れないで下さい。
慎重に取り扱い、期限を守って使うようにして下さい。正しい管理は、アロマセラピーを楽しみための大切なポイントです。

*小さなお子様の手の届く範囲には保管しないで下さい。
*火の気に近いところへの保管は避けて下さい。
*風呂場や洗面所など湿気の多いところへの保管は避けて下さい。
*匂いが変、いつもと違う、等と感じたら使用しないで下さい。
*テーブル等にこぼしたオイルはすぐに拭き取って下さい。
*購入日時、使用開始日、オイル名や希釈内容等、しっかりと明記するなどして管理して下さい。
その他、注意すべき点について説明します。
「空気・光・熱」、3つのタブー。 |
エッセンシャルオイルは揮発性が高いため、蓋を開けっぱなしたり、温かい部屋に置いておくとすぐに蒸発しますので、蓋をしっかりと閉め、購入時の遮光ビン容器のまま保存して下さい。
また、日の当たらない冷暗所(18℃以下がベスト)でビンを立てて保管することをお薦めします。
冷蔵庫での保管も悪くはありませんが、取り出した時(使用時)との温度差があるため、ビンが汗をかき水滴がつく場合もありますので、取り扱いには充分気をつけて下さい。
また、冷蔵庫内で転倒したり、他の食物についたりしないように注意が必要です。
また、独自にブレンドしたオイルを保管する場合も、別売りのガラス製遮光ビンを使用して下さい。プラスティック製の容器は、化学反応を起こしオイルを変質させる場合もありますので注意が必要です。 |
オイルは、平均2年の寿命です。 |
エッセンシャルオイルの成分は、一度蓋を開けた瞬間から少しずつ変化を始めます。
特別なものを除き、基本的に2年以内に使い切って下さい。特に、レモンなどの柑橘系のオイルは、香りの成分も半年から1年程度しか持ちませんので、注意が必要です。
未開封なら約2年、開封したら1年程度と覚えておきましょう。
ただし、フランキンセンスなどの香木系のオイルのように、年数を重ねることで成分が熟していく性質があり、長い間香りを楽しむことができるものもあります。
また、エッセンシャルオイル同士をブレンドしたものならおよそ2年の寿命がありますが、キャリアオイルで希釈したものは更に変質しやすいので、6か月を目安に使い切って下さい。 |
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